Pythonの数学ライブラリ
Pythonは柔軟な言語で数学関係のライブラリが非常に充実しています。 方程式はSymPyライブラリが得意とする部分で、そのまま記号を使い直感的に数学を解いてくれます。例題(1)
\begin{align} \begin{aligned}2x+y=2\\ 4x+y=-4\end{aligned} \end{align}#!/usr/bin/env python # -*- coding: utf-8 -*- # Symbolとsolveをインポートします from sympy import Symbol, solve # x と y を代入出来るようにします x = Symbol("x") y = Symbol("y") # 方程式をすべて片辺に移項し代入します。 s1 = 2 * x + y - 2 s2 = 4 * x + y + 4 # 方程式を入れた変数をリストかタプル形式でsolveに入れると答えが出ます。 print(solve((s1, s2)))
答え: {x: -3, y: 8}
x = -3, y = 8と答えが出ました。例題(2)
\begin{align} \begin{aligned}3x-4y=10\\ -5x-4y=26\end{aligned} \end{align}s1 = 3 * x - 4 * y - 10 s2 = -5 * x -4 * y - 26 print(solve((s1, s2)))
答え: {x: -2, y: -4}
ライブラリを使えば簡単に答えが出せます。