Pythonのmatplotlibはグラフ描画のためのライブラリですが、描画はデータによって自動的に調整されるので、時には方眼紙のように正確なグリッドが欲しい場合もあります。
正方形の方眼紙のようなグリッドは、plt.axis("square")で正方形に、ticksでマス目を刻みます。
#! /usr/bin/env python
# -*- coding:utf-8 -*-
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
# 正方形で表示
plt.axis("square")
# 表示範囲の指定
plt.xlim(-10, 10)
plt.ylim(-10, 10)
# 値の刻み
plt.xticks(np.arange(-10, 11, 5))
plt.yticks(np.arange(-10, 11, 5))
#grid マイナー線の指定をします
plt.minorticks_on()
plt.grid()
# マイナー線は破線で透明度50%
plt.grid(which="minor", color="gray", linestyle="--", alpha=0.5)
plt.show()
ポイントはaxis("square")です。これで数値通りの大きさで表示されます。あとはxlimでX軸の、ylimでY軸のグラフの範囲、ticksで表示するメモリ数値の刻みを指定します。
グリッドの線はgrid関数で指定しますが、主線だけでなく副線も表示したい場合はminorticks_on関数を呼び出して表示します。
副線は同じgrid関数でwhich="minor"で呼び出します。
あとは"--"で破線、alphaで透明度など指定して好みの方眼紙に調整してください。

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