2011年9月22日木曜日

古いRailsをインストールしてみる

進化が早いWeb業界ではOSやライブラリを常に最新のものが使えるとは限らないので、最新バージョンを使えない場合が多々あります。
そういった中でライブラリが求めるものがインストールできない場合はいろいろコツが要るかと思います。

そんな一つで今回は、Ruby on Railsの環境をRuby version1.8.5という条件でインストールしてみた場合の覚え書きです。

Railsはgemからインストールするのでgemを先にインストールします。
gemは最新バージョンだとエラーが出たので、1.3.2をwgetでダウンロードします。
ここ
に各バージョンが用意してあるのでエラーが出ないバージョンのURLを指定してください。
今回では、1.3.2をダウンロードします。

wget http://rubyforge.org/frs/download.php/55066/rubygems-1.3.2.tgz
tar zxf rubygems-1.3.2.tgz
ruby setup.rb

でインストール完了
正しくインストール出来ると

gem -v

でバージョン確認できると思います。

次にRuby on Railsのインストールです。
Rubyのバージョンが古いので普通に

gem install rails
ERROR: could not find gem rails
locally or in a repository.

とやるとエラーが出る場合があるので、その場合はバージョン指定してやります。

gem install rails -v 2.0.1

で成功すると思います。

gem list

で正しくインストールされているか確認してください。

MySQLやSQLiteも同じです。

gem sqlite3-ruby -v 1.2.5

自分の環境にインストール出来るバージョンを指定してやればインストール出来ると思います。

もちろん環境が最新のものが利用出来るようなら古いものは利用しない方が言うまでもないです。